【キャンプ場選びの注意点】ソロキャンプ・少人数キャンプ編
基本、ソロか少人数(多くても3人)で行くことが多いが、キャンプ場を選ぶときの基準を整理しておきたい。
特に近年はキャンプ熱の高まりにより、ハイシーズンのみならず予約が取りにくい状況で、「ひっそりと楽しむ」ことが難しくなっている。
自分のようなソロ中心キャンパーが、キャンプ場をチョイスするときにケアすべきポイントを整理していきたい。
同じようなスタイルやスタンスの人は多少なりとも参考になるかもしれない。
基本スタイル/スタンス
まず自分の基本スタイル(条件)から整理していきたい。
- 交通手段は車かバイク
- 人数は少人数(ソロ・少人数)
- 基本的に軽量&コンパクトスタイル
- カヌーや釣り・トレッキングをすることがそこそこ多い
- 静寂を好む
- できれば焚き火は直火希望
- 人工物はできるだけ視界から排除したい
- できれば翌日に風呂によって帰りたい
- 薪は現地調達したい
- お湯は出なくてもいい
- 設備がそんなに整ってなくてもいい
- 湖畔や川、水辺は好き
- 2時間~3時間圏内
自分のスタイルやスタンスとしては上記くらいだが、全ての条件を満たそうとするとほぼキャンプ場選びは絶望的である。
昨今、キャンプブームの中でキャンプをテーマにしたアニメやドラマも多く、情報サイトやテレビで紹介されることも多い。
長年通っている穴場と思っていたキャンプ場も、気づけば土日は満サイトで予約ができない状況に。
一度だけキャンプ始めたての頃、ハイシーズンにソロで狭めの区画サイトのキャンプ場に行ってしまったことがあり、
団体&ファミリーに囲まれてしまい、何とも言えない一泊を経験したことがある。
自分なりの基準を設けなくては満足に楽しめなくなってしまう。
キャンプ場チョイスで気を付けていること
①ソロサイトがあるなら、区画でもアリ(HP/ブログ要チェック)
区画サイトでも、ソロキャンパーに配慮している「ソロキャン専用サイト」を用意しているキャンプ場が最近多い。たまにただ狭いだけでギュウギュウに押しこまれるだけのところもあるので、注意しなくてはならないが、あたりも多い。必ずHPやブログはチェックして「自分の目で良さそうか」をチェックすることにしている。
②土日一泊での、著名キャンプ場は避ける
これは基本だが、土日は人が多い。特にキャンプ場のポータルサイトで上位に出てくるようなところや、アクセス抜群で誰もが行きやすく、設備も抜群のキャンプ場は避ける。アスレチック/遊具のあり・なし(充実度)も一つの基準になる。
③土日にできるだけ行かない
土日は避けるのが基本。キャンプ中心の時は日曜遅めinが多く、カヌーや釣りを楽しみたいときは平日に行くのが基本となっている。仕事が休めないこともあるが、気合で平日に行けるような環境が作れるよう、注力している。
④夏は水辺をできるだけ水辺をさける
夏は「水」に多くの人々が集まる。川のせせらぎや湖畔ビューを楽しみたいところだが、関東近郊では夏に静寂を得ることはほぼできない。逆に逃げるように標高の高い方に逃げた方が吉である。ハイシーズンは逆張りの心理で考える。
⑤設備が整っていないキャンプ場を選ぶ
お湯は出なくていいし、売店とか充実してなくていいし、ウォシュレットもなくていいし、管理人さんが親切でなくてもいい(笑)
設備が整っていなければそれだけ人も避けるキャンプ場である。レビューの★の数が少なく、設備が整っていないところはねらい目。
⑥アクセスがまずまず悪いところを選ぶ
アクセス悪い、道が狭い=人気がない。これは距離だけでなく、キャンプ場までのアプローチが悪かったり、入り組んでいて分かりにくかったり。山の奥まったところで非常に分かりにくかったり。これは結構重要。
⑦ファミリー向けのキャンプ場は避ける
ファミリー向けの施設が充実していたり、色んな体験ができたりというファミリー向けキャンプ場はできるだけ避ける。ファミリーユースの場合はいいのだが、まずないのでファミリー向けキャンプ場には行かない(笑)
⑨HPがない、もしくは全く更新されていないキャンプ場
これも結構大事かもしれない。現代の人はHPや情報で安心を得る。逆にHPがなかったり全く更新されていないようなキャンプ場は避ける。これは見つけるのも大変なんだが、キャンプ帰りにキャンプ場を探したりもする。意外とHPがないところは多い!
管理人さんが情報発信する気がないところは、人が来ないので、狙い目。
結局、静寂を求めている
これらから分かるように、できるだけ静寂を求めているし、設備の充実はあまり求めていない。上記の条件を満たしているキャンプ場は探せば意外とあるもので、いわゆる隠れ家ならぬ、隠れキャンプ場が多く存在する。
人を避けることを重視していくと、びっくりするほど良い環境(自分的に)のキャンプ場に出会うこともある。
情報が氾濫している時代だが、自分の嗅覚を大事にして、キャンプ場選びをしたいものである。