ある日のソロキャンの過ごし方 夕方~24時(湖畔にて)
サンセットが近づき、湖畔にチェアをせっせと運ぶ。
そして、どっぷり深く腰掛けソロテーブルに置いたスモークナッツとサンセッ
赤く焼けた空と湖畔に静かに響く水の音、少しずつ時が過ぎていく。至福の時間である。
気のしれた仲間でいくキャンプも楽しいが、この時間はソロキャンでしか味わえない。やっぱり一人がいいと感じる瞬間。
いつの間にか夕陽もかなり地平線に近づき、うっかり寝落ちしそうになる。
至福というものは刹那的に感じるもので、
この時間帯が大好物である。
楽しみにしていたピークタイムを終え、サイトに戻ると、日中用意していた焚き付け・薪でファイヤータイムのスタート。
ピコグリル398に火を起こし、スーパーで調達した食料(インスタント含)で超ものぐさメニューを展開。
腹を徐々に満たしていく。
途中獣の鳴き声が聞こえると、不安をかき消すかのようにうすーく雑多なソウルナンバーをかけ、気分を盛り上げていく。
ほぼ完ぺきな流れであり、いつも通りの試合運びである。
あとは、気温がぐんぐん下がるのに呼応するかのように、とにかく薪くべ・いじりおじさんと化すだけ。
何も考えず、ただ火を見つめ、ただ時間が過ぎていく。
食事を終えると、カストロが吸ってそうなぶっとい葉巻を吸いだす。
完全に自己満足である。
あわせてBGMをサルサに変えてみたりすると途端に雰囲気も変わる。
一通りの自己満足活動を終え、焚き火も終盤に近づき、冷えも一段と厳しくなってくる。
まだ時間は21:00。幕内に引きこもってしまったらおしまい。
ちょっとだけ薪を調達し、残り炭に薪をくべ、再び焚き火を始める。
そしてまた何をする訳でもなく、ボーっとひたすら火を見つめ、スコッチをちびりちびりと飲る。
焚き火もクライマックスが近づくと、なぜか感傷的な気分になる。時計は22:00。まだ早いが徐々に眠気も出てきている。
底冷えもしてきたので、トイレと歯磨きをすませ、いよいよ幕内にin。
寝袋にくるまり、適当にダウンロードしておいた100分くらいの映画の上映を開始し、ダラダラとしながら映画を楽しむ、そしてタイトルと酒の効き具合によっては何度も寝落ちを繰り返す。
エンディングを迎える頃には24:00をまわり、ほどよい疲れと酔い具合で眠りにつく。
いつもこんな感じで、かなり怠惰に過ごすスタイルは変わらない。
日中はカヌーや釣り、軽いトレッキングなどアクティブに過ごすことも多いが、夕方以降はものぐさスタイルに移行しほぼ何もしない(笑)
ソロキャンでの夕方~24時は好きな時間である。